ランウェイ通信 Vol.021


 ランウェイ通信  Vol. 021 | 2010.03.12

 FOOD. DESIGN. LANGUAGE.      http://www.runway-jp.com/

___________________________________

 このメールは、これまでランウェイの料理教室や食事会にお越しいただい   た皆さま、出張料理やその他サービスに関するお問い合わせをいただいた   皆さま、および日頃よりお世話になっている方々にお送りしております。 ___________________________________

 [もくじ]

 1. 日本酒の蔵元さんにうかがってきました!
 2. 「cookingレクチャー」@三田の家
 3. きき酒師の酒日記『全国縦断、今週の一杯』
 4. Kaoriのミニミニコラム『1行レシピ』
 5. 今後の料理教室スケジュール

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  1. お酒のレッスン、料理のレッスン!
___________________________________

 都内から1時間ほどで訪れることができる蔵元に、ランウェイで日本酒の   レッスンを担当している、きき酒師の大西美香さんと行ってきました。

 山に囲まれ、近くには湖があり、川のせせらぎが聞こえてきます。ちょっ  と郊外に離れただけで、こんなにも自然豊かなところがあり、また日本酒  が造られているなんて、ホントに驚いてしまいました。

 蔵に入ると、お米を蒸す大きな釜あり、冷ます機械あり、そして奥には、  背丈よりも優に大きい仕込タンクがズラっと並び、恐る恐るハシゴを上っ  て、もう少しでできあがるお酒を見学。

 お酒をつくる時期はそろそろ終わり。杜氏(酒づくり職人の長)さんは、  今年の最後のタンクに、心を込めて愛情を注いでおられました。

 杜氏を中心とした酒づくりのプロセスは、原料や技術の大切さだけでなく、  その方の感性、酒づくりに対する姿勢、とりまく環境が大きく影響するの  でしょう。

 そういったことを目の当たりにすると、一本に込められたストーリーに感  動します。今後、蔵元さんを訪れるツアーなどを企画し、皆さんにも体験  していただけたらと思っています。

 先月より始まりました「北から南へ日本縦断 きき酒の会」では、大西さ   んの出会ったお酒を、その一本が生まれたストーリーを交えて、ご紹介し  ます。

  北から南へ日本縦断 きき酒の会:
   http://food.runway-jp.com/course/class-kiki-sake-1/

 蔵元の雰囲気、その土地の、地域の空、風、光などを感じていただけるよ  うな、また「これから日本酒を飲んでみようかな?」と思っていただける  ような内容です。

 「日本酒をあまり飲んだことがない方」こそ大歓迎!

 日本酒づくりの過程を知れば、味わう楽しみも倍増。ぜひご体験ください。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  2. 「cookingレクチャー」@三田の家
___________________________________

 ランウェイの麻布スタジオのある、東京都港区三田。ここに「三田の家」  という名の、交流の場があります。

 三田の家は、慶應義塾大学教養研究センターと、三田商店街振興組合の共  同運営によりオープンした、自主運営の「教室」です。大学のある街で、  地域と大学が一緒になって、「自由な交流の起きうる場を開きたい」とい  う目的でスタートされました。

  三田の家:http://mita.inter-c.org/

 まるでタイムスリップするような佇まいの木造住宅。この空間を活かし、  小規模のレクチャーや、プログラムが開催されています。

 「小さい」交流ならではの、カジュアルな出会いにより、「大きい場所で  は実現しにくいこと」が生まれる可能性があります。

 今月3月24日は、ランウェイもスタジオを飛び出して、現在毎週水曜日に  開催されている「 “働く” を考えるワークショップ」に参加します。

 ワークショップ内で行われる「cookingレクチャー」では、ランウェイで  料理のレッスンを担当しているKaoriさんと参加者の方で、一緒にパンを   作ります。

 ユニークな場所で、地域住民と地元の慶應大学の学生、教職員が、「顔の  見える交流の場」を作り始めています。ご期待ください。

 三田の家の活動にご興味がある方、またワークショップについて、詳しい  内容をお知りになりたい方は、ランウェイまで。

  電話 : 03-5418-4455
  メール : info@runway-jp.com

 また、製菓材料専門店「cuoca(クオカ)」さんのホームページ内では、  Kaoriさんが「ドライフルーツ」をテーマにしたレシピを公開中ですので、  こちらもぜひご覧ください。

  cuoca natura(自然食材):http://www.cuoca.com/library/natura/

  ・ドライフルーツたっぷりレーズンバター
  ・フルーツグラノーラ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

3. きき酒師 大西美香の酒日記
  『全国縦断、今週の一杯
       - 山廃純米吟醸 別撰金寿(長野県、宮坂醸造)』
     http://food.runway-jp.com/our-collection/mika-ohnishi/

___________________________________

 今日はちょっと嗜好を変えて、皆様も良くご存知の大手のお酒をご紹介し  たいと思います。

 長野の宮坂醸造さん、といえば全国にとどまらず、海外でも高い評価を受  けており、業界内でもその経営手腕が話題となっています。

  宮坂醸造:http://www.masumi.co.jp/

 先日宮坂ご夫妻とお隣同士のブースでお仕事をすることがあったのですが、  間近でお人柄を拝見し、益々ファンになってしまいました。

 日本文化・歴史への造詣の深さ、お酒に対する情熱、それを正しく海外へ  伝えようとする真面目で誠実な姿勢。

 奥様は季節の物、地の物を使ったお料理で、毎日の食卓を飾り、その様子  をブログでアップされています。冬のポテトサラダには、夏野菜の胡瓜は  入れずに切干大根を使い、冬は板粕、夏場は練り粕を使って料理するなど、  その食卓は、まさに「季節」を表したものになっています。

 さて、そんな宮坂さんが醸すお酒。今日はその中でも、私が一番ほっこり  落ち着くお酒を紹介します。

 「山廃純米吟醸 別撰金寿」。香りをきいた時点で、ある程度の酸味があ   ることが想像出来ます。

 口に含むと、予想通りの綺麗な酸がスッと口内に広がり、山廃特有の乳酸  系の香りがほのかに残ります。

 大吟まで磨いていない、吟醸酒 55% 磨きの為、米の旨味がバランスよく  残り、ふっくらとした味わいがあり、しみじみと美味いのです。

 冷やしてよし、室温でよし、燗でよし。

 急にお酒が飲みたくなって、大手蔵のお酒しか置いていない酒屋さんしか  周りにない時でも、真澄さんなら確実にあるでしょう。

 是非一度お試しください。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

4. 料理研究家 Kaoriのミニミニコラム『1行レシピ - 菜の花』
          http://www.runway-jp.com/our-collection/kaori/

___________________________________

 春のお野菜は少し苦みがありますが、さわやかな苦みが冬に溜まった老廃  物を排泄してくれます。

 菜の花のビタミンは、野菜の中でもトップクラス。季節の変わり目の体調  管理に、たっぷりの栄養補給を。

 ・菜の花の即席ナムル
   (簡単にできて、常備菜としても活躍。ご飯の上にのせてビビンパに)
  「茹でた菜の花の水気を絞り、ゴマ油、塩、おろしにんにくと一緒に、    合わせます」

 ・菜の花とじゃこのパスタ
   (春の定番。じゃこを加えて、香ばしい香りをプラスします)
  「鍋にオリーブオイルと唐辛子を加え、じゅこをカリカリに炒めたら、    茹でたパスタと菜の花を加えます」

 ・菜の花ののっけ丼
   (菜の花の苦みが卵でまろやかに。アクセントにたっぷりのブラック     ペッパーを)
  「炊きたてのご飯に、茹でてざく切りにした菜の花、卵、ツナをのせ、    コショウをかけてどうぞ」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  5. 今後の料理教室スケジュール
               http://www.runway-jp.com/schedule/
___________________________________

 「コトコトおうちゴハン

  講師:Kaori
  料金:6,000円
  日時:3/23(火)19:30~21:30
     4/17(土)11:00~13:00
     4/21(水)19:30~21:30

 「機械なしでも作れる生パスタ

  講師:赤塚律子
  料金:6,000円
  日時:3/20(土)11:30~14:00

 「天然酵母のパンづくり

  講師:Kaori
  料金:5,000円
  日時:3/17(水)10:30~12:30
     3/28(日)10:30~12:30
     4/18(日)11:00~13:00

 「旬の食材で作るコンフィチュール

  講師:田中博子
  料金:7,000円
  日時:3/16(火)14:30~17:00

 「男のキホン料理(男性限定)

  講師:Kaori
  料金:4,000円
  日時:3/16(火)20:30~22:30
     4/03(土)11:00~13:00
     4/04(日)11:00~13:00

 「お酒に合う男の料理」(女性のご参加も可)

  講師:Kaori
  料金:6,000円
  日時:3/28(日)15:00~17:00
     4/03(土)15:00~17:00

 「北から南へ日本縦断 きき酒の会

  講師:大西美香
  料金:5,500円
  日時:3/27(土)13:00~15:00
     4/17(土)15:00~17:00

 「ソムリエによるワインテイスティングの会

  講師:山田武善
  料金:5,500円
  日時:3/27(土)16:00~18:00
     5/29(土)16:00~18:00

 お申し込みは、予約フォーム、電話、またはメールで。
 (ご予約、キャンセルは、開催日「2日前の18時まで」お受けいたします)

  予約フォーム:http://www.runway-jp.com/forms/yoyaku/
  電話 : 03-5418-4455
  メール : yoyaku@runway-jp.com

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 [ 編集・発行 ]

  村田 直隆
  村田 聖子

 [ バックナンバー ]

  これまで配信したランウェイ通信をWebサイトにアップしております。

  ランウェイ通信:http://www.runway-jp.com/newsletter/

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 お近くにご興味のある方がいらっしゃいましたら、当メールを転送いただ   ければ幸いです。また下記のフォームより弊社までご連絡いただければ、  宛先リストに追加いたしますので、よろしくお願いいたします。

  配信希望フォーム:http://www.runway-jp.com/forms/newsletter/

 今後送付をご希望されない方、メールアドレスの変更をご希望される方に   つきましても、弊社までご連絡いただければ早急に対応いたします。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 株式会社ランウェイ | ランウェイの料理教室

 TEL : 03-5418-4455
 E-mail : info@runway-jp.com
 URL : http://www.runway-jp.com/